過去にシャンプーについてしつこいくらい記事を書かせて頂きましたね。
しかし、今日は世界中のどこの誰よりもシャンプーに自信を持っている僕が〝究極のシャンプー〟とは何かをお話ししていきたいと思います!
是非、最後まで読んで頂けたらなと思います。
まずはシャンプーと一言に言いますが、美容室のシャンプーは何の為のシャンプーなのかを考えてみました。
・リラックス出来る。
僕達が接客にも全力を注いでいるのには理由があるのですが、実はそれはシャンプーにも行き届いています。
話すのだけが接客ではありません。シャンプー中は喋らずに寝たい人もいます。
そういう人に対して、様子や雰囲気を察知して会話を徐々にフェードアウトしていったり、最初に確認させて頂いたりなどをして満足して頂けるように意識しています。
もちろんトークが好きなお客様には終始お話しすることもありますが、シャンプーの技術やクオリティは一切下げないように意識しています。
・頭皮の汚れが落ちる。
頭皮や髪の毛に付着した不純物、カラーをした後のカラー剤、パーマをした後のパーマ液、全てをキレイに流すのはシャンプーの技術によって行われています。
いくら気持ちが良くても、汚れが落ちていないと意味がありません。
汚れや薬を完全に落せるシャンプー技術を意識しています。
・気持ちが良い。
ただ単にシャンプーって気持ちが良いですよね。
それだけでシャンプーが好きなお客様も沢山います!
・髪の毛がキレイになる。
トリートメントで髪を修復したり、栄養を入れる作業もシャンプー台によって行われています。
技術が無いとお客様を満足させることは出来ません。
次に、技術は具体的にどの様な事をしているかを説明していきます!
極意其の①指ぬきをマスターせよ!
髪の毛が長いお客様は、シャンプーをしていると指に髪の毛が絡まってしまいます。
そのまま洗い続けてしまうと髪の毛が引っ張られてしまい、痛くて不快な気持ちになってしまいます。
しかし、だからと言って絡まりを解くために一度手を止めてしまうとせっかく気持ちの良いシャンプーも台無しになってしまいます。
指ぬきとは、洗いながら絡まった髪の毛を解きながら洗う方法です。
習得まで時間がかかったので、これも立派な技術です!
例えば4本の指を使って洗っているとします。
人差し指に髪の毛が絡まってしまった!その時に人差し指を引っ込めるのです。
そしてすぐに違う指に絡まってくるので、そうしたら人差し指を戻し、引っかかりそうな指を引っ込めて、戻したら他の指に絡まってくるので……という繰り返しになります。
そして髪の毛は指に一瞬で絡まります。その時に一瞬でこの作業をしないといけません。
完全に感覚なので、コツややり方は上手く説明できないのですが、常にこれを意識しています。
極意其の②指の色んな場所を使うべし!
頭を洗う時に、爪を立ててしまうのはタブー中のタブーです。
何故なら、頭皮に傷が出来てしまったり、抜け毛の原因になってしまうからです。
シャンプーでは指の腹(指紋が渦巻いているところ)で洗うのが一般的です。
ですが僕は第二関節を使って洗ったり、場所によっては親指を使う時もあります。
頭の丸みに沿う様に指全体を当てて、そこに力を込める事で広い範囲で洗われている気がしますよ!
極意其の③洗う力、速さは一定ではなく強弱をつけよ!
ちょうど良い力加減で洗うのはもちろん大事ですが、時にはそうでない場合もあります。
強い力で洗った方が気持ちいい所もあれば弱い力で洗ったほいが気持ちのいい所もあったり、弱い力でわざと痒い所を作ってから強い力で洗った方が気持ち良さが倍に感じたりする事もあるからです!
強弱をつけた方が、機械的な動きにならなくて良いと思います。
極意其の④際の際までしっかり洗うべし!
もみ上げが長い方、襟足が深い方は沢山います。
なかなか指の行き届かない所ではありますが、そこにも泡をつけてしっかり洗います。
僕をシャンプー指名して頂いている方で、襟足を丁寧に洗ってくれるからという理由の方がいます。これがお客様の本音だと思います!
いかがでしたか?
かなり長々と書かせて頂きましたが、専門的な内容になってしまったので自分で頭を洗うという時には繋がりにくいかなとは思います。
ですが、一流美容室でのシャンプーで意識している事が知れたのかなと思います!
最後に、今日書かせて頂いた事どれか一つでも欠けているものがあったら最高のシャンプーは絶対に出来ないです。
何故なら、お客様が求めている事だからです!
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