先日、東京銀座で有名な老舗の江戸前寿司を食べに行って来ました。
目的は他業種ではありますが、価格帯が高いのにも関わらず長年多くのお客様に愛される秘訣を知る為です。
それでは東京での思い出話も少し加えながらお話しをさせて頂きます。
まず、羽田空港に着いてから老舗の天ぷら屋で昼食をとりました。
天丼と牡蛎の天ぷらを食べたのですが、サクサクでとても美味しかったです。
そして、お客様に紹介して頂いた靴みがき店に行って来ました。
5分~10分程で職人さんの技術によって革靴に輝きが戻りました。
靴みがき店は羽田空港内に数か所あり、多くのビジネスマンで列をなしていました。
なぜ、靴みがき店があるのか?きっとその理由は首都東京は日本の経済を大きく動かす場所であり、そこで働く意識の高い多くのビジネスマン達の為だと僕は考えます。
こういった施設があるという事がまさに身だしなみの大切さを証明しているのではないでしょうか?
大袈裟かもしれませんが、だから大都市まで成長したのかもしれませんね。
そして、初めて行く銀座の街はオシャレで気品に溢れていました。
ここからは今回の一番のメインである老舗高級寿司店についてお話しします。
お店に到着して席にご案内されると、まずお通しが出て来ました。
それから16品コースを選択して、どう握るかを聞かれたので全て職人さんにお任せにしました。
お皿は漆素材の板が使用されており、この漆は手入れが大変みたいなのですが、これも美味しいお寿司を出す為のこだわりだそうです。
マグロやエビ等が握られて出てきたのですが、普段のお醤油だけで食べる新鮮なネタのお寿司というよりは、ネタに味付けが加えられた新感覚のお寿司でした。
ですので、自分でお醤油を付ける事は一切ありませんでした。
江戸前寿司が誕生したきっかけは、かつては交通整備が整っておらず食材がお店に届くまでに物凄く時間がかかり鮮度が落ちてしまい、美味しくお寿司を頂けなくなった事から鮮度を重視するのではなく人の手を加えた江戸前寿司が誕生したそうです。
そして、美味しい食べ方も教えてもらったのですが、まずは温度を感じて頂く為に箸は使用せずに手で食べるという事と、お寿司を倒しネタが先に舌に付くように食べると味が口の中いっぱいに広がるという事でした。
ネタによっては醤油か塩を選ぶことが出来たり、エビに関しては生か茹でるかを選べました。
シャリの大きさやワサビの量の好みまでも聞かれました。
ワサビの量に関しては、脂身が多いとワサビの味が飛ぶので多めに入れ、逆に脂身が少ないとワサビが強く効くので、少なめにするみたいです。
仕事もとても綺麗で、常にまな板と漆をキレイに拭きながらやっていました。
今回、業種は違えど職人さんの仕事を肌で感じ凄く勉強になりました。
ただ、これだけでは終わりません!
ホテルに戻る前に締めで激辛ラーメンの名店でお腹を満腹にしました。
今後はこの東京研修で自分が感じたこの気持ちを次はCOFFRETに御来店して頂いたお客様方に感じて頂けるように精進致します。
フェードカット用バリカンについては(こちらをご覧下さい)。