切りっぱなしボブの切り方の説明をしていきます。
以前にベーシックカット①でも取り上げたことのあるスタイルです。(こちらをご覧下さい)。
基本的に始めの段階ではワンレングスでカットする工程と同じです。
注意事項などはベーシックカット①でも紹介しているのでそちらをご覧下さい。
では、ワンレングスと切りっぱなしボブではどのような点で違うのかをご説明します。
ワンレングスとはその名の通り長さが全て均一なスタイルのことを言います。
毛先が跳ねたりしないように収まりの良さを意識してウェットカットや質感調整をするのに対して、切りっぱなしボブは、長さを均一に切った髪に対して収まりではなく、動きを意識して質感調整をします。
この動きをつけるための質感調整の仕方も、セニングを使った場合とシザーを使った場合の2種類あります。
セニングを使う場合は、ハチ周りより上にセニングを入れないように注意します。
ハチ周りより上にセニングを入れると、中から短い毛が出てきてしまいパサついて見えてしまうので、ハチ周りより下をセニングでスカスカにならないように回数を決めて入れていきます。
この時に刃先を頭部の方に少し傾けてセニングを入れると、より動きが出るようになります。
シザーを使う場合は、ウェットの状態で毛先に深くシザーを入れていきます。
これをディープポイントカットと言います。
ウェットの状態でシザーを入れる事により技術はとても難しいですが、毛束感がより際立ちます。
今回は左右であえて質感を変えて見たのですが、写真で見ると違いは一目瞭然ですね。
左側はセニングを入れているのでまとまり感を出しつつ動きが出ていて、右側はシザーのみで質感を入れているので、大きな毛束感があり、より毛先が動くスタイルになりました。
スタイリング方法も様々ですが、最近の流行としてオススメは少しウェットにした状態からワックスなどを付けて仕上げると、個人的には人気で可愛いと思います。
欧米人風メンズカットは(こちらをご覧下さい)。
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