デンマンブラシをご存知ですか?
デンマンブラシと聞くとわからないと思いますが、よく見るブラシなので写真を見て頂くとすぐにわかると思います。
今の時代足りない物は無いと言われるくらいいろいろな物が常に生み出されていますね。
ブラシもいろいろな髪質に対応出来るようにたくさんの形、素材、大きさがあります。
このデンマンブラシはそのブラシ達の親のような物で、ブラシの原点となった物です。
1930年代にデンマンブラシが発明される前は、持ち手もない平らな板に猪毛が埋められただけのブラシで、髪の表面しか梳かせないので硬毛で癖毛の人にはあまり意味がなかったそうです。
実はデンマンブラシを発明した、ジャック・デンマン・ディーンさんの妹がその硬毛の癖毛でとても悩んでいたそうです。
そこでそれを見ていたデンマンさんがそんな髪質にも対応出来るように発明したのがデンマンブラシの始まりだそうです。
それが今の時代まで80年以上も変わらずにたくさんの人達に使われているなんて、感動してしまいます。
今では当たり前のように使っている物も、元を辿れば誰かが一生懸命努力をして生み出された物だと思うと、全ての物に対して大切に使わないといけないですね。
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